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今年に入って、Web会議が急速に浸透していますね。
裁判所はコロナの前からIT化を進めようとしていましたが、ここに来て、裁判以外の会議でもWeb会議が積極的に用いられるようになりました。
そこで、Web会議で私がいつも気にかけていることをまとめてみました。
どのサービスを利用するか
私がよく使用するのはZoomです。
それは、会議の相手方から指定されることが多いからです。
その他にも、Microsoft Teams、Google Meet、Chatworkを使ったことがあります。
世の中には、これら以外にも、まだまだたくさんのシステムがあるようですが、会議の相手が導入していないシステムを利用するのはなかなかハードルが高そうです。
Zoomの場合、IDをやりとりしたりすることなく、送られてきたアドレスをクリックするだけで接続できるので簡単です(難点は、アドレスを送ってくださったメールが他のメールに埋もれてしまい、会議の直前にメールが見つからず焦る、ということです。私のメール管理の問題ですね。)。
他のシステムは、使用頻度が低く使い方に慣れていないことが原因で、接続に手間取ることがあります。
先日も、大阪地方裁判所の裁判をTeamsでしましたが、どこからどう入ればいいのか少し戸惑い、時間に遅れてしまいました。
どんどん新しいシステムが出てきて戸惑いが増していくのですが、今秋にはmmhmm(ンーフー)というサービスが正式に立ち上がるそうです。
このmmhmmは、「ビデオ会議サービスでなく、ズームやユーチューブの動画収録に使えるリアルタイムの映像加工アプリ」だそうです。
話し手がスライド画面に入れて、しかも、自分の表示サイズや位置を変えることもできるらしい。
待ってました!こういうの!
確かに、Zoomの場合、画面共有の場合に発表者や参加者の顔を出そうとすると、その顔枠が邪魔してスライドが見えなくなります。仕方なくスライドだけの画面にするしかないのですが、せめて発表者の顔は見たいんですよね。
mmhmmはそういうのを解決してくれるんでしょうね。
正式版が出たら早速使ってみたいです。
背景に気を遣う
次に、どんなシステムを使うにしても、ビデオをオンにすると、自分の顔や背景が映ります。
Zoomだと、バーチャル背景を使えるのですが、これを使うと、自分の頭の一部や腕などが消えて背景に同化しまって気持ち悪いので、私は使わないようにしています。
そうすると、まずは、会議の前にカメラだけを起動してみて、カメラに何が映るかを確認しておく必要があります。
特に、事務所の自分の執務机から会議に接続する場合は、依頼者の案件記録が映らないようにカメラの角度に十分気を遣っています。
また、自宅から接続する場合は、ごみごみしたものが映らないように荷物を移動させたりしています。それでも、背後に姿見があると、そこから室内のごちゃごちゃが丸見えになることもありますので、鏡にかけるカバーを購入しました。
自分の顔
顔の作り自体はもうどうしようもないので、せめて明るく映りたいと思い、照明を購入してみたり部屋を明るくしてみたりしました。
しかし、なかなか明るくならない。
半分諦めかけていたのですが、試しにちょっと性能の良い外付けのWebカメラを使用してみたところ、照明なしでかなり明るく映ることが分かりました。
化粧なしでもそれなりに映るので、とても気に入っています。
今後ますますWeb会議は頻繁に使われていくことでしょう。
使い勝手のいいサービスがたくさん出て、ビジネスを加速させてくれることを楽しみにしています!
2020年10月12日
弁護士檜山洋子
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